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こんな疑問に答えます。
本記事で得られること
・マレー鉄道にはどこから乗ればいいのかについて
・マレー鉄道の旅をするための準備について
本記事の信頼性
私は2019年4月末にマレー鉄道を使ってマレー半島を縦断しました。
その時の経験も含めて書いています。
海外を鉄道で旅をするって楽しいけど、勝手が分からないので不安な面もありますよね。
タイからシンガポールまで続くマレー鉄道は日本からも近く、物価もそれほど高くなく治安も悪くないため列車旅にはおすすめです。
本記事ではそんなマレー鉄道の魅力について書いていきます。
マレー鉄道は厳密にはマレーシア国内を走るKTMのことを指します。 しかし、本記事及び本サイト内ではタイからシンガポールまでを繋ぐ列車全般の総称をマレー鉄道として書いています。
もくじ
マレー鉄道半島縦断の魅力とは
寝台列車での旅
タイのバンコクからマレーシア国境の駅までは寝台列車で移動できます。
異国地を移動する鉄道の中で一晩を過ごす経験は、旅好きの人にはかけがいのない経験になるでしょう。
列車では田舎な風景や夕陽、朝日を見たりしながら時間がゆっくりと流れていくことを感じることができます。
列車自体は古いですが、列車内は意外にも快適に過ごすことができます。
また、この寝台列車はタイから乗車する列車には日本人バックパッカーの方が多いみたいです。

列車での国境越え
マレー鉄道の大きな魅力の一つは列車で国境を越えることです。
国境を越える手段は飛行機、徒歩、車やバスで国境を越える経験などがありますが、それぞれ違った良さがあります。
しかし、この列車で国境を越えるという経験は、他の国境越えとはまた違う貴重な経験になります。
また、日本ではなかなか感じられない国境で時差を感じたり、途上国ならではの不便さもあったりします。
それもこの列車での国境越えの魅力の一つです。
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雰囲気の異なる魅力的な街
タイ、マレーシア、シンガポールと3カ国に渡って移動することになるので、その途中途中で魅力的な街に寄ることができます。
マレー鉄道で途中下車したい街
- 日本人観光客に人気のバンコク
- 世界遺産の島ペナン島
- マレーシア首都のクアラルンプール
- 日本サッカー伝説の地ジョホールバル
- 近代都市シンガポール
特徴の違う街を経由しながらそれぞれ楽しんで回れるのもこの列車旅の魅力です。
マレー鉄道にはどこから乗車すれば良いか
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まずはこのような疑問にお答えします。
主要なスタート地点は以下の2箇所になります。
タイ側
タイ・バンコクのフアランポーン駅
バンコクの中心部にあるメトロ、国鉄どちらも通っている駅です。
タイから列車に乗るときはここからスタートすることが多いです。
逆にシンガポールから列車旅をしてきた場合はこの駅が終着駅になります。
シンガポール側
Woodlands train checkpoint
シンガポールにはかつてマレー鉄道が乗り入れていましたが、2011年に廃線になってしましました。(今は跡地として観光地になっています)
そのため、シンガポール側から行く場合は国境付近のWoodlands駅から列車に乗るか、国境を渡ってマレーシアに入国した後のジョホールバル駅から乗車することになります。

番外編:クアラルンプール駅
日程上、それほど時間が取れない方にはクアラルンプールからシンガポールに向けて列車で移動するということもおすすめです。
クアラルンプールからシンガポールには1日で移動できるので、それぞれの街で1日楽しんでも3連休あれば日本に戻ってこれます。
マレー鉄道の旅をするための準備について
チケットについて

ご安心ください。列車のチケットは日本からweb上で購入することができます!
英語表示にはなりますがタイ国内の列車はタイ国鉄のHPから、マレーシア国内はKTMのHPからそれぞれ購入できます。
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日程面について

最短で半島を列車で縦断するには最低3泊必要になります。
しかし、3泊の場合、途中の街で観光をする時間がほとんどなくなってしまうので、それも考えると4〜5日あると余裕が出てくると思います。
費用面について
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こう考える方も多いと思います。
しかし、東南アジアで物価が高くないこともあり私が旅をした時は列車代は7,000円ほどで済みました。

さいごに
私は2019年4月末から5月頭にマレー鉄道でマレー半島を縦断しました。
これまで先進国へ行くことが多かった中で初めて途上国、東南アジアに行きました。
初めて行った東南アジアでは新鮮な出来事が多かったですが、その経験の中でもマレー鉄道で半島を縦断した経験は、私にとって唯一無二の経験となりました。
全く知らない土地での列車旅は不安があるかもしれませんが、きっと素晴らしい体験になると思います。いつか行ってみたいと思っている方はぜひ列車の旅を体験してみてください!
今回は以上です。