こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・KTMとは何か?
・KTMのチケット購入の仕方
・KTMチケットを間違って購入してしまった場合の対処法
本記事の信頼性
私は実際に2019年4月末にKTMでマレー半島を縦断しました。
その際に特急列車を使う区間は日本でオンライン予約していきました。
マレーシアにはペナン島やクアラルンプール、ジョホールバルなど魅力的な都市が複数あります。
それらの都市を回りたいと思った時、全て飛行機移動するのは大変です。
そんな時はKTMの特急列車を利用すると快適ですよ。
この記事を読めばKTMでのチケットの取り方がわかります。
それでは早速始めていきましょう。
もくじ
KTMとは何か?
KTMはマレーシア国内を走る鉄道路線の通称になります。
マレー語で「Keretapi Tanah Melayu」と書かれ、イニシャルを繋げてKTMと呼ばれています。
ちなみに英語表記は「Malayan Railways」です。
「KTMB」とも書きますが、この「B」は「Berhad」の略で、マレー語で公開会社という意味だそうです。
なので、ある場合とない場合のどちらの表記も間違っていません。
KTMの中でもいくつか列車の種類があり、大きく以下の4つがあります。
ETS (ElectricTrainService)
電線化が完了した区間を走る列車はETSと呼ばれます。
北端のパダン・ブサール(Padang Besar)からゲマス(Gemas)までがETSにて運行されています。
ETSにはプラチナ、ゴールド、シルバーの3種類があり、プラチナが一番停車駅が少なく、シルバーは各駅に停車します。全席指定席。
インターシティ(Inter City)
未電線化のルートはインターシティと呼ばれ、ゲマス(Gemas)からJBセントラル(JB Sentral)と東側ルートで運行されています。
席の種類は現在スーペリアのみ(寝台車もスーペリアのみ)。
コミューター(Komuter)
利用者が多い区間は、コミューター電車となり、本数も1時間に1本程度で運行されています。
シャトル列車
利用者が多いJBセントラル(JB Sentral)ーウッドランド(Woodlands CIQ)間はシャトル列車が運行されています。
所要時間5分でJBセントラルからウッドランド(シンガポールの出入国チェックポイント)へアクセスが可能で、国境越えには最も便利な方法と言えます。
30分から1時間半間隔で運行。全席指定。
ただ、それぞれチケットは別に購入しないといけないので、その点は押さえておきましょう!
KTMのチケット購入の仕方
KTMのWebサイトから購入できます。
サイトはこちら
手順1 アカウント登録
画面右上の「KITS Ticketing Log in \ Register」を押します。
手順2 アカウント作成
画面右上の「Login / sign up」を選択
ここでログインしなくても進めますが、チケット購入時にログインをしている必要があるので先にアカウントを作成しましょう。
手順3 ログイン(アカウント作成)
新しくアカウントを作成する必要があります。ここではgoogleアカウントを利用してログインしていきます。
右下の「LOGIN WITH GOOGLE」を選択
手順4 必要情報の記入
必要情報を記入していきます。
日本人の方は「Email」「Full name(パスポートに記入されている名前)」「Passport no.」「Gender」「Contact no.」「Passport expiry date」に記入が必要です。
「Email」→ メールアドレス
「Full name」 → パスポートに記入されている名前
「Passport no.」 → パスポート番号
「Gender」 → 性別「Male(男性)」、「Female(女性)」
「Contact no.」 → 電話番号。「8180××××〜」
「Passport expiry date」 → パスポートの有効期限
最後にチェックボタンにチェックをして「Sign up」を押します。
手順5 チケット検索
出発地と目的地、日付、枚数を選択します。
「Origin」→ 出発駅
「Destination」→ 降車駅(目的地)
「Departure date」 → 出発日
「Return date」 → 帰宅日
※片道のみ購入する場合は空欄にし、カレンダー下の「I AM TRAVELLING ONE WAY」を選択
「Pax」 → 購入枚数
選択し終わったら「SEARCH」を押します。
手順6 座席選択
候補の列車が出てくるので、「Pick Seats」を選択すると座席選択ができます。
※画像は往復検索時の画面になります。
座席を選択したら右側の「CONFIRM SEATS」を押します。
列車、座席に問題がなければ「PROCEED TO PASSENGER DETAILS」を押します。
手順7 乗客情報の入力
乗客情報を入力します。
上にある「I am travelling」にチェックを入れると、ログイン時に入力した情報は自動で入力されます。
「Name」「Passport no.」「Passport expiry date」「Contact no.」「Gender」「Ticket type」を選択します。
基本は自動入力です。
「Ticket type」は「DEWASA/ADULT」を選択します。
入力が終わったら「PROCEED TO PAYMENT」を押します。
手順8 支払い方法選択・決済
支払い方法を選択します。
日本人の方は基本はクレジットカード支払いになると思います。
この先はクレジットカードの情報を入力すればOKです。
チケットを間違えて購入してしまった場合の対処法
予定が変更になったのでキャンセルをしたい。
チケットのキャンセルはマレーシア国内のKTMBインターシティのチケットカウンターでのみ出発の2時間前まで可能です。
→現在はオンラインで購入したチケットはオンライン上でキャンセルできるようです。
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こちらに詳細が書いてあります。
・該当便出発の72時間以上前の取消・払戻→代金の75%の返金
・該当便出発から72時間を切った取消・払戻→代金の50%の返金
・該当便出発から2時間を切ったチケットに関しての払戻しはありません。
・管理費やその他の費用は返金されません。
なので、まずはメールで問い合わせてみましょう。
現在はオンラインで購入したチケットはオンライン上でキャンセルできるようです
まとめ
確実にマレーシアで鉄道に乗ることが決まっている人は事前にオンラインでチケットを購入してみてください。
もし変更がありそう、キャンセルしそう。という方は現地で購入してみてください。
英語が苦手でどちらの手段も取れなさそうな方は日本語が通じる業者に委託してチケットを購入することもできます。
自分に合った方法でチケットを入手してみてください。
今回は以上です。