-226x300.png)
こんな疑問を解決します。
本記事の内容
・ラオスの基本情報まとめ
・ラオス旅行時に最低限知っておきたい情報まとめ
本記事の信頼性
私は2019年5月に実際にラオスに行きました。
その時の経験も内容に加えています。
ラオスってどんな国かご存知ですか?
そう聞かれて答えられる日本人の割合は多くありません。
ベトナムやタイ、カンボジアなど周辺の国はそれぞれ日本人観光客に人気ですが、
ラオスの魅力ははまだまだ日本人に伝わっていないのが現状です。
ラオスはとても魅力的な国なので、その魅力を知ったらラオスに行ってみたくなりますよ!
本記事でそんなラオスの基本情報とラオス旅行時に知っておきたい情報をまとめていきます。
では早速はじめていきましょう!
もくじ
ラオスってどんな国?ラオスの基本情報まとめ


| 面積 | 24万平方キロメートル |
| 人口 | 約701万人 |
| 首都 | ビエンチャン |
| 民族 | ラオ族 |
| 言語 | ラオス語 |
| 宗教 | 仏教 |
| 歴史 | 1953年フランスより完全独立 1975年12月ラオス人民民主共和国成立 |
| 通貨 | キープ(Kip) |
| 主産業 | サービス業(GDPの約42%) |
| 在留日本人 | 2,965人(2019年10月時点) |

ここまではラオスの基本情報でした。
ラオスのおすすめ度

続いて、完全に管理人主観のラオスのおすすめ度になります。
あくまで主観なので、評価が悪いものがあってもご容赦ください。
| 海外旅行先として | |
| ひとり旅先として | |
| 海外初心者向けか | |
| 言語面 | |
| 気候面は? | |
| 観光地の魅力 | |
| 通信環境 | |
| 都市発展具合 | |
| 公共交通機関 | |
| 空港からのアクセス | |
| ビザ入手難易度 | |
| 治安 | |
| 医療面 | |
| 物価 | |
| 行きやすさ | |
| グルメ | |
| スポーツを楽しめるか | |
| 留学先として | |
| 総合 |
とても魅力のある国であるものの、交通の不便さや通信環境などで海外に慣れていない方は苦労するかもという国でもあります。

項目を一つずつ見ていきましょう。
海外旅行先として
海外旅行先としてのラオスはとてもオススメです!
ラオスの人はとても穏やかで優しい人が多く、日本人と似た気質があります。
ラオスは東南アジアの中でも最も貧しい国と言われ、目立った産業がないことから「何もない国」と言われることがあります。
しかし、過去にニューヨークタイムズで「世界で一番行きたい国第一位」に選ばれるなど欧米諸国で人気が高まっています。
日本人にとっても何もないけど何かが見つかる場所として密かな人気がある国です。
ひとり旅先として
ひとり旅先としてもラオスはオススメできます。
街全体がとてもゆったり時間が過ぎていっているように感じるので、カフェで一休みしながら旅の振り返りや今後についてゆっくり考えることができます。
また物価も安いため、節約しながら旅をしたい人にもオススメです。
海外初心者向けか
ラオスは海外初心者には向いていません。
しかし、何度か海外に行ったことがある人であれば問題ないです。
日本からの直通便がない点、英語が通じにくい点などがその理由です。
この辺りのことは気にならない人であれば、海外初心者の方でも楽しめます。
言語の通じやすさ
ラオスの言語はラオス語です。
観光地では簡単な英語を理解できる人もいますが、全体として英語も通じにくいです。
簡単なラオス語を紹介
こんにちは=ສະບາຍດີ(サバイディ)
ありがとう=ຂອບໃຈ(コプチャイ)
さようなら=ລາກ່ອນ (ラコーン)

気候について
ラオスの気候について見ていきましょう!


ラオスの季節は基本的には暑季(3〜4月)、雨季(5〜10月)、乾季(11月〜2月)の3つに分けられます。
雨季は降水量が多く、毎日のように雨が降ります。
しかし、一日中降り続けるということではなく、ざっと降ってやんで晴れるということも多いです。
首都のヴィエンチャンやルアンパバーンでは乾季の朝は気温がかなり下がります。

観光地の魅力
首都ヴィエンチャンにはパリの凱旋門を参考に立てられたパトゥーサイがあります。
また、ラオスは仏教の国なので、寺院や仏教に関わる建築物がたくさんあります。
その他にもゾウに乗るツアーなど自然や動物を楽しむこともできます。
別の観光スポットとしてラオスには世界遺産が3つあります。
ラオスの世界遺産
・ルアン・パバーンの町 - (1995年)
・チャンパサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群 - (2001年)
・シエンクワーン県ジャール平原の巨大石壺遺跡群 - (2019年)

通信環境
ラオスの通信環境はそれほど良くありません。
ホテルなどではWi-Fiが通じますが、屋外ではインターネットが使えなくなってしまうので、ご自身でWi-Fiなどを用意しましょう。
都市発展具合
首都ヴィエンチャンでもそれほど発展していません。
当然、地方にいくと整備されていない道路なども普通にあります。
発展した都市や賑わった街を求めている方には向かないかもしれません。
逆に落ち着いた雰囲気でゆっくりしたい人にはとても向いている国です。
公共交通機関
ラオスの主な公共交通機関は以下になります。
・バス
・タクシー
・トゥクトゥク、ソンテウ
・Loca
・レンタルバイク、自転車
・バス
最もお手頃な移動手段はバスになります。
ヴィエンチャンの主要な観光地はバスで行くことができます。
もちろん、空港行きのバスもありますし、タイのバンコク行きの高速バスもあります。
ただし、英語が通じないことが多いので、行先を聞いたり伝えるのが難しいです。

・タクシー
流しのタクシーが増えてきていますが、まだ数は多くありません。
利用する際はぼったくりに注意しましょう。
・トゥクトゥク、ソンテウ
東南アジアでよく見かけるトゥクトゥク、ラオスの首都ヴィエンチャンでもたくさん走っています。
しかし、トゥクトゥクはぼったくりが多く、値切ったとしてもバスなどと比べると高くなってしまうのであまりお勧めはしません。
ソンテウとは小型バスで市内をたくさん走っています。
ソンテウはバスと同じく決まったルートを走っています。
降りたい時は天井にあるブザーを鳴らしましょう。
・Loca
ラオスには東南アジアで主流のGrabがありません。
当然のようにUberもありません。
それらの配車アプリのラオス版がLocaです。
使い方は他の配車アプリと同じく、乗車位置と配車する時間、目的地を入力し、支払い方法を選択していけば車を手配できます。
クレジットカードも利用できるため、事前に登録しておくと便利です。
金額もトゥクトゥクなどより安い事も多いです。

・レンタルバイク・自転車
公共交通機関ではないので番外編です。
ヴィエンチャンではレンタルバイクや自転車も移動の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
お手頃の価格で借りられるため便利です。
バイクを借りたい場合は国際免許を用意していきましょう。
注意ポイント
ヴィエンチャンは交通事情はよくありません。
逆走なども良く発生しています。バイクに乗る場合は安全には十分気をつけてください。
空港からのアクセス
ヴィエンチャンのワットタイ国際空港から市内へは以下の移動手段があります。
・バス
・タクシー
・Loca
また、ルアンパバーン国際空港から市内までの移動は乗合タクシーのみです。
空港カウンターで手配してもらえます。料金は前払い制です。(50,000KipまたはUS$6)
ビザ入手難易度
15日以内の滞在であればビザは不要です。
空港でアライバルビザを取得すると30日まで滞在ができます。
治安
ラオスの治安は海外の中では比較的安全です。
夜間の外出や一人歩きでもそれほど危険はありません。(とはいえ、夜間に女性の一人歩きは推奨しません)
ただし、海外であることに違いはないので、スリやひったくりなどには注意してください。
医療面について
ラオスの医療水準は近隣諸国と比べても高くありません。
そして英語でのコミュニケーションも取れないため、日本人にとっては利用しにくいです。
重症の場合はタイなどの周辺国の病院に転送されることになるため、高額な治療費や搬送日の請求をされる可能性が高いです。
万が一に備えて、海外旅行保険で準備しておきましょう。

-
-
参考【2021年版】海外旅行に最適なクレジットカード4選
悩む人海外旅行のためにどんなクレジットカードを準備すればいいんだろう? こんな疑問に答えます。 本記事の内容 ・海外旅行にクレジットカードを持って行く理由 ・海外旅行に最適 ...
続きを見る
物価・通貨について
ラオスの通貨はキープ(Kip)です。
1キープ=0.011円
9,000キープ=約100円
になります。
ラオスの物価は安いです。
屋台なら1食約150円ほどで済みますし、レストランでも400円程度です。
宿泊代も安いので、2,000円くらいでもそれなりの部屋に泊まれます。

行きやすさ
現在、日本とラオスの直行便はありません。
2020年に熊本空港と直行便を結ぶ予定でしたが、無期限延期になっています。
多くはベトナムやタイなどを経由してラオスに行くことになります。
移動時間は10時間〜程度です。

グルメ
ラオスには日本人の口に合う料理がたくさんあります!
ここでは私が食べて美味しかった2つの料理を紹介します。
・カオ・ソーイ
・ラープ
・カオ・ソーイ

カオソーイはきしめんのような平たい米麺を使っていて、肉味噌とピリ辛のスープが絶品です。
・ラープ

ラープは肉や魚などをミンチ状に刻み、そこにレモンやライム、香草などを加えて炒めた料理です。
スポーツを楽しめるか
ラオスにはプロサッカーリーグがあります。
まだまだアジアの中で強国ではありませんが、人気はあります。
また、ラオスでは「ペタンク」という競技が人気があります。
直径7〜8cmの金属製の球を投げ合って、金属級を直球3cmくらいの目標球に近づけることで得点を競うスポーツです。

留学先として
様々な大学でラオス留学をできる可能性があります。
ラオスは東南アジアの中でもこれからの国なので、途上国支援、環境保全などの分野で留学する学生が多いです。
まとめ

今回はラオスの基本情報をまとめました。
ラオスについて、詳しく知っていた方は少ないのではないでしょうか?
恥ずかしながら、私はラオスに行くことを決めるまで全くラオスについて知りませんでした。
一度行ってみるとラオスの魅力がわかると思います。
この情報が皆さまのお役に立てれば嬉しいです。
今回は以上です。