こんな疑問を解決します。
本記事の内容
・ケニアの基本情報まとめ
本記事の信頼性
私は2020年1月に実際にケニアに行きました。
その時に調べたことや感じたこともまとめて書いています。
ケニアと聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか?
多くの人はマラソンとか箱根駅伝の留学生のような陸上系か
サファリパークのような大自然を思い浮かべるかもしれません。
実際に行った感想としてはそのイメージは間違っていません。
しかし、実際にケニアに行こうと思ったら知っておいた方がいいことは他にもあります。
本記事でケニアに行く前に知っておきたい基本情報をまとめていきます。
では早速はじめていきましょう。
もくじ
ケニアってどんな国?
まずは外務省が出しているケニアの基本情報です。
面積 | 58.3万平方キロメートル(日本の約1.5倍) |
人口 | 5,257万人(2019年国連) |
首都 | ナイロビ |
民族 | キクユ族、ルヒヤ族、カレンジン族、ルオ族、カンバ族等 |
言語 | スワヒリ語、英語 |
宗教 | 伝統宗教、キリスト教、イスラム教 |
歴史 | 1963年英国から独立 |
通過 | ケニア・シリング |
主産業 | 農業(GDPの36%) |
在留日本人 | 685人(2018年10月現在) |
面積は日本の1.5倍ありますが、人口は約半分です。
広大な自然が広がっているという印象通りではないでしょうか?
また、ケニアは経済発展が著しいですが、国全体で見るとまだ農業の割合が大きいみたいです。
主要な言語に英語がありますが、現地人同士は基本スワヒリ語で話していました。
ただ、私たちのような観光客に対しては簡単な英語で話をしてくれます。
ケニアのおすすめ度
続いて、完全に管理人主観のケニアのおすすめ度になります。
あくまで主観なので、評価が悪いものがあってもご容赦ください。
海外旅行先として | |
ひとり旅先として | |
海外初心者向けか | |
観光地の魅力 | |
通信環境 | |
都市発展具合 | |
公共交通機関 | |
空港からのアクセス | |
ビザ入手難易度 | |
治安 | |
物価 | |
行きやすさ | |
グルメ | |
スポーツを楽しめるか | |
留学先として | |
総合 |
一つずつ見ていきましょう。
海外旅行先として
海外旅行先としてのケニアはお勧めできます。
アフリカの中でもツアーが充実していますので、サファリツアーなどを選びやすいためです。
ただし、家族連れで来る場合は事前の準備をしっかりした方が良いです。
(治安面が主な理由です)
ひとり旅先として
ひとり旅で来る場合はケニアはかなりお勧めします。
理由としては、以下2つ
・アフリカの洗礼を受けることができます。
・事前の準備や知っておいた方が良いことも多いのでひとり旅をする力が一段上がります。
海外初心者向けか
海外初心者の方にはあまり向きません。
理由は3つあります。
・英語が通じないところも多い
・治安があまり良くない
・直行便がない
海外初心者が一番不安に思うであろう言語の壁、安全性、日本からの距離面
どれを取ってもケニアは初心者向きではありません。
ケニアに行く前に東南アジアなどで途上国に慣れてからの方がいいと思います。
観光地の魅力
観光地としても魅力はとてもあります。
皆さんが思い浮かべるであろう大自然があり、サファリや現地民族と関われるツアーなどもあるので、ぜひチェックしてください。
また、ケニアには世界遺産が7つあります。
ラム旧市街 -(2001年)
ミジケンダのカヤの聖なる森林群 - (2008年)
モンバサのジーザス要塞 - (2011年)
ティムリカ・オヒンガの考古遺跡 - (2018年)
ケニア山とレワ野生生物保全地域 -(1997年、2013年拡大)
トゥルカナ湖国立公園群 -(1997年)
大地溝帯にあるケニアの湖沼群 - (2011年)
世界遺産についてはこちらの記事に紹介がありましたので、気になる方はご確認ください。
通信環境
通信環境は思ったほど悪くないです。
都市部、郊外ともに4Gが届いています。
最も安くする方法は現地でSIMを購入することです。
しかし、ぼったくりも多いので心配な方や慣れていない方は必ず日本でWi-fiを手配していきましょう。
都市発展具合
首都ナイロビはかなり発展しています。
発展している分貧富の差も激しくなっているようです。
ただ、地方はまだまだ発展していない地域がほとんどです。
公共交通機関
ケニアは主要都市間の移動は電車、飛行機、高速バスなどを利用します。
しかし、一つの都市内においては別の移動手段がメインとなります。
都市内での移動手段
・マタツ
・ボタボタ(バイクタクシー)
・トゥクトゥク
・Uberタクシー
・マタツ
マタツは現地で最も頻繁に利用されています。
マタツはミニバスのようなもので、ワンボックス車などにお客さんを乗せて運行しています。
基本は個人事業で運営されていますが、ルートがたくさんあり路線図も見つけたので貼っておきます。
・ボタボタ(バイクタクシー)
ボタボタはバイクタクシーのことです。
アフリカではよく見られます。
びっくりするのはノーヘルで3人乗りなどが普通に行なわれています。
当然、事故で大怪我する可能性が上がりますので、経験という意味以外ではあまりお勧めできません。
道路が綺麗に舗装されているわけではないので、段差などがありますし勢いよく曲がったりするのでかなりスリリングです…
・トゥクトゥク
いわゆる三輪タクシーです。
アジアでよく見かけますが、アフリカにも走っています。
私がナイロビに行った際はそれほど見かけませんでしたが、別の都市では多くは知っているみたいです。
・Uberタクシー
公共交通機関とは呼べないかもしれませんが、Uberタクシーも紹介しておきます。
安全に移動するならUberタクシーがいいと思います。
事前にアプリで料金が表示されていますし、支払いもアプリ上で完結します。
通常のタクシーはぼったくりが発生しやすいことを考えると、Uberを利用した方が安全です。
空港からのアクセス
ケニアには空港がたくさんありますが、ここでは一番日本人が利用する機会が多いであろうナイロビのジョモ・ケニヤッタ空港からのナイロビ市内へのアクセスで書いています。
ジョモ・ケニヤッタ空港からナイロビ市内には主な移動手段が4つあります。
路線バス
ミニバス(マタツ)
流しのタクシー
Uberタクシー
詳細については別記事をご覧ください。
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参考ケニア(ナイロビ)、ジョモ・ケニヤッタ空港から市内までの移動手段とその比較
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ビザ入手難易度
ケニアに入国するためにはビザが必要です。
2021年1月1日以降はオンラインビザシステムに移行されました。
ビザの入手方法については駐日ケニア大使館のHPにまとまっています
その時に対応していただいた方が…だったのはいい経験です。。
ケニアのビザ申請は基本英語で書く必要があります。
特に、出発から帰国までの日付と航空機の便名の記入や、招待状も英語で記入する必要があるので注意しましょう。
もしケニア以外にもウガンダ、ルワンダにもいく予定がある方は東アフリカ観光ビザを取得すると1回の申請で済みます。
治安
ケニア、特に観光客が多いナイロビの治安は決してよくありません。
特に女性や子ども連れの方は警戒を怠らないでください。
100m先に行くだけでもタクシーに乗りましょう。
そう言われる地域であり、日本人はお金を持っていると思われているのでよく狙われますので注意しましょう。
そこから助かったと思ったら、賄賂を要求されました。笑
物価
アフリカなら物価が安い!そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ナイロビの物価はそれほど安いとは言えません。
日本より少し安いかなという感じです。
一食500〜1,000円くらいは普通にかかります。
行きやすさ
日本からの直行便はありません。
一番身近なところは韓国のソウル経由で行けます。
その他タイのバンコク経由やエチオピア経由など複数あります。
総移動時間は17時間40分〜です。
グルメ
意外かもしれませんが、ケニアは割とお米を食べる国です。
日本人の好みに合う料理もあります。
ピラウと呼ばれるピラフのような食べ物や
ウガリというトウモロコシ粉をお湯でこねて蒸したものなどが有名です。
スポーツを楽しめるか
最も有名なのはマラソンをはじめとする陸上競技です。
それ以外でもサッカー、クリケット、7人制ラグビーなどが盛んです。
ただ、ケニア国内で観戦できる情報が見つかりませんでした。
留学先として
長期でケニアに留学するというよりは、大学のゼミの関係や国際協力機構、ボランティアなどで留学する人が多いようです。
中にはスワヒリ語を勉強するために現地の学校に留学される方もいらっしゃるみたいです。
もしケニアに留学されたい方がいらっしゃる場合は、大学のプログラムで短期留学などがある学校を選んでいくのが近道かもしれません。
まとめ
今回はケニアの基本情報をまとめました。
今回一つ一つの情報を深掘りはしていませんが、今後それぞれの項目で詳細記事を書いていくのでそちらもぜひ参考にしてください。
少しでもお役に立てればと思います。
今回は以上です。