こんな疑問を解決します。
本記事の内容
・ウガンダの基本情報まとめ
本記事の信頼性
私は2020年1月に実際にウガンダに行きました。
その時に調べたことや感じたこともまとめて書いています。
みなさんはウガンダという国はご存知ですか?
このページにたどり着いているので、さすがにご存知だと思いますが
どこにあって、どのくらいの人がいて、どんな国かはご存知でしょうか?
日本ではあまり馴染みのない国なので、詳しくない方が多いと思います。
本記事ではウガンダに行く前に知っておいた方がいい基本情報をまとめています。
では早速はじめていきましょう。
もくじ
ウガンダってどんな国?
面積 | 24.1万平方キロメートル(ほぼ本州大)(陸地面積19.7万平方キロメートル) |
人口 | 4,272万人 |
首都 | カンパラ |
民族 | バガンダ族、ランゴ族、アチョリ族等 |
言語 | 英語、スワヒリ語、ルガンダ語 |
宗教 | キリスト教(6割)、伝統宗教(3割)、イスラム教(1割) |
歴史 | 1962年英国から独立 |
通貨 | ウガンダ・シリング(USh) |
主産業 | 農林水産業 |
在留日本人 | 270人(2019年11月現在) |
ここまでは簡単な基本情報でした。
ウガンダのおすすめ度
続いて、完全に管理人主観のウガンダのおすすめ度になります。
あくまで主観なので、評価が悪いものがあってもご容赦ください。
海外旅行先として | |
ひとり旅先として | |
海外初心者向けか | |
言語面 | |
気候面は? | |
観光地の魅力 | |
通信環境 | |
都市発展具合 | |
公共交通機関 | |
空港からのアクセス | |
ビザ入手難易度 | |
治安 | |
医療面 | |
物価 | |
行きやすさ | |
グルメ | |
スポーツを楽しめるか | |
留学先として | |
総合 |
一つずつ見ていきましょう。
海外旅行先として
海外旅行先としてのウガンダはお勧めです!
隣国のケニアやルワンダも併せて、長期的休暇を利用してぜひ訪れてみて欲しいです。
広大な大自然、野生動物、美味しい食べ物を堪能できます。
ひとり旅先として
ひとり旅先としてのウガンダもとても魅力があります。
ウガンダの首都カンパラはお隣ケニアのナイロビほど発展していませんが、治安はナイロビより良いです。
また、ウガンダでは赤道ツアーやサファリツアーなどもあるので、短期滞在でも楽しめます。
天気にも恵まれて最高でした!
海外初心者向けか
ウガンダは海外初心者向けではありません。
しかし、初心者でも準備をすれば楽しめると思います。
以下は意識しておきましょう。
・ビザの獲得
・アクセス面
いずれもこの後解説します。
ウガンダで話されている言葉について
ウガンダでは英語が公用語として話されていますが、ルガンダ語(ガンダ語)、スワヒリ語もよく使われています。
簡単な挨拶ができると現地の人に喜ばれますよ!
日本語 | ルガンダ語 | スワヒリ語 |
こんにちは | Gyebale ko(ジェバレ コ) | Halo(ハーロ) |
ありがとう | webale(ウェバレ) | Asante(アサンテ) |
すみません | owange | Samahani(サマハーニ) |
ご存知の方がいらっしゃいましたらぜひ教えていただきたいです。
気候について
ウガンダは赤道直下の国なので、暑いと思われる方が多いと思います。
しかし、ウガンダは国土の大半が平均高度1200mにあるので、高温になることはありません。
そして夜は肌寒くなるので注意が必要です。
カンパラの年間気温
日差しは強いですが、日本の避暑地の夏の気温んと同じくらいです。
3〜5月と、10〜12月に雨季があります。
またウガンダ北部は極端に乾燥し、砂漠地帯となって南スーダンと繋がっています。
観光地の魅力
ウガンダは日本ではあまり知られていませんが、「アフリカの真珠」と呼ばれた自然があります。
また、ナイル川の源流であるヴィクトリア湖があり、ナイル川へと流れるところも見ることができます。
さらに、サファリもあり、絶滅危惧種であるマウンテン・ゴリラの半数以上がウガンダに生息しています。
このようにウガンダにはとても魅力的な観光地がたくさんあります。
また、ウガンダには世界遺産が3つあります。
ウガンダの世界遺産
1、カスビのブガンダ歴代国王の墓(2001
2、ブウィンディ原生国立公園(1994)
3、ルウェンゾリ山地国立公園(1994)
通信環境
ウガンダの通信環境はそこそこです。
観光客が行くようなカフェや商業施設、宿泊施設にはwi-fiが通っています。
しかし、街中で急に電波が欲しい。となった時にすぐに電話を拾えるところが多くはないです。
現地SIMも購入することができますが、日本からWifiをレンタルしていくことをお勧めします。
都市発展具合
首都カンパラは急速に発展しています。
新しいビルや商業施設などが建設されています。
道路はバイクや車が大量に行き交い、その間を縫って人が横断する姿は途上国らしいです。
一方で、地方はまだまだ発展していない地域も多く、首都カンパラとの差を目の当たりにするでしょう。
公共交通機関
ウガンダには路線バスや電車は走っていません。
基本的な移動手段は以下の4つになります。
・マタツ
・タクシー
・ボタボタ
・Uberタクシー(カンパラのみ)
・マタツ
マタツはハイエースクラスのバンに相乗りし、カンパラ市内の決まったルートを巡回しています。
繁華街ではほとんど待たずにやってきます。
地元民の重要な足になっています。
・タクシー
一般のタクシーです。
ぼったくりも発生しているので、事前に料金を確認しましょう。
・ボタボタ
いわゆるバイクタクシーです。
街中をたくさん走っていて、止まっているとすぐに声をかけられます。
こちらも事前に料金を確認してから乗りましょう。
ノーヘルで3人乗りなどが普通に行なわれています。
当然、事故で大怪我する可能性が上がりますので、経験という意味以外ではあまりお勧めできません
スリリングでしたが、経験できてよかったです。ただ、安全性は保証できません。笑
小回りが効いて安価なので、ちょっとだけ移動したい際には利用してみてもいいかもしれません。
・Uberタクシー
カンパラのみですが、Uberタクシーが普及しています。
事前に行き先を入力し、料金を確認してからの乗車になるので安心です。
また、支払いもクレジットカードでアプリ決済のためスムーズに済ませられます。
個人的にはカンパラでの移動はUber一択です。
空港からのアクセス
カンパラから一番近い空港はエンテベ空港になります。
エンテベ空港はカンパラ市内から約40km離れていて、車で60分ほどかかります。
エンテベ空港からカンパラまでの公共交通機関はバスのみになります。
カンパラ行きバスについて
・本数:1日3本(5:00発、14:30発、23:00発)
・金額:42,000ウガンダ・シリング or $12.0
・時間:1時間30分
他にもHISが送迎ツアーを用意していますが、$110(約11,750円)と高額です。
それよりは空港送迎つきの観光ツアーに申し込んだ方が総額ではお得かもしれません。
私のお勧めはUberタクシーです!
こちらは事前に予約しておけば到着時間に合わせて送迎してもらうことができます。
料金は目安ですが以下の通りです。
普通車:90,000-122,000ウガンダシリング(約2,600〜3,500円)
ボタ(二輪車):59,500-82,000ウガンダシリング(約1,700円〜2,400円)
ビザについて
ウガンダに入国するにはビザが必要です。
ウガンダ大使館のHPに詳細が書いてありますのでご確認ください。
もしウガンダ以外にもケニア、ルワンダにも行く予定がある方は東アフリカ観光ビザを取得すると1回の申請で済みます。
また、入国時にイエローカードの提示を求められることがありますので、日本を出発する前に黄熱病の注射をしておきましょう。
治安
ウガンダの首都カンパラは隣国のケニアと比べると、いくらか安全です。
しっかり気をつけていれば、大きなトラブルに巻き込まれる可能性は低いです。
しかし、夜間の外出やスリやひったくりには注意してください。
医療面について
ウガンダの医療はそれほど充実していません。
市内の病院は緊急時24時間体制で診療を行なっていますが、満足に治療できる補償はありません。
もしウガンダ国内で治療が難しい場合はケニアやその他の国への移送を検討されますが、その場合1,000万円以上の費用が必要になります。
海外傷害保険は十分な補償がついたものに入りましょう。
また、常備薬は日本から持参しましょう。
物価・通貨について
ウガンダの通貨はウガンダ・シリング(USh)が使われています。
100円=約3,500UShになります。
ウガンダでは下三桁は省略して金額を言うことが多いです。
90,000UShであれば「90」という感じです。
行きやすさ
日本からの直行便はありません。
中東やエチオピア経由で行くか、香港からの直通便が出ています。
総移動時間は17時間〜になります。
グルメ
ウガンダには美味しい料理がたくさんあります。
日本人の口に合うものも多いです。
代表的な食べ物
・ロレックス:チャパティと呼ばれる薄いパンに卵と野菜を乗せて巻いたもの
・ムチョモ:串焼肉。牛肉、ヤギ肉、鶏肉が売られています
・ゴンチャ:いわゆる焼きバナナです
スポーツを楽しめるか
ウガンダで一番人気があるのはサッカーです。
半公営ながらプロリーグも存在します。
その他にもクリケットやラグビー、少数ですが野球なども行われています。
ただし、観戦が楽しめるかどうかは分からなかったので、情報をお持ちの方はぜひ教えていただきたいです。
実はウガンダはアフリカで初めてラクロス協会ができた国だったので、いつか行ってみたくてそれを実現しました!
留学先として
日本の大学にウガンダへの海外留学プログラムや海外実習などでプログラムを組んでいる学校が多数あります。
JICAなどでもウガンダに派遣される人がいるみたいです。
ウガンダは治安も悪くなく、現地の人も暖かい方が多いので、留学先としてお勧めです!
アフリカに興味がある方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はウガンダの基本情報についてまとめました。
各項目の詳細はそれぞれ別記事で書いていきます。
ウガンダは大自然あり、野生動物あり、人はあたたかいので、ぜひ一度は訪れてみて欲しい国です。
その際にこの情報がお役に立てたら嬉しいです。
今回は以上です。